Martin Margielaが現代美術家としてデビューしたlafayette anticipations個展の特大ポスター。
非常にソリッドで彫刻のような質感のデオドラントが美しいです。
裏面はラベルが黒く塗り潰され、ポスターではあるものの目立ったタイポグラフィもロゴもなく、ほとんど絵画のような佇まいです。
というより、絵画であればこの質感は出ないのではないかと。
コピーされ拡散される広報媒体に商業的な情報が全然ないという、この辺の感覚はマルタンらしいところかもしれません。(実際、パリの街角やメトロにこのポスターが貼られた時、現代美術の個展だと気付かれないケースがよくあったらしいです)
回顧展やエルメス展のポスターもありますが、これはひとつの作品として空間を高めてくれます。
書いていたら出品迷ってきたので急に取り消す可能性はあります。
A0はほぼでないのでレアです。
以下解説文(原文フランス語)
マルタン・マルジェラは、私たちを取り巻く物と、それらが私たちについて明らかにする物語に興味を持っています。中庭で来場者を迎える巨大なデオドラントのイメージは、このオブジェを展覧会のシンボルとして確立しています。人類史上非常に新しい化粧品であるこのデオドラントは、体の変化に関与し、汗を隠し、体が自然に生み出す臭いを置き換えることで、時の経過を止めます。このように、デオドラントは、私たちの時代の衛生への執着の兆候の一つであり、私たちを「脅かす」あらゆる形態の変態を制御したいという私たちの願望を証明する、体の扱いの工業化の兆候です。実際、デオドラントは、ストレス、恐怖、または努力の影響を弱め、特定の現代文化の基準に従って体を「望ましい」ものにすることを可能にします。
カテゴリー:
ホビー・楽器・アート##美術品・アンティーク・コレクション##その他
ブランド:
Maison Martin Margiela
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